不動産査定後の流れ
自宅を手放す際には、不動産査定を行ってから仲介にて売却をする方法が一般的です。
査定方法はインターネットの一括査定サイトを利用する方法があり、優良企業が多数登録をしているサイトであれば、的確に不動産査定を行ってもらえます。
しかし、現場調査での評価後に出された額面が想定外に低かった場合、そのまま売り出ししないとならないかどうかの問題で不安を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
最初から複数の会社に査定を依頼すると大体の相場価格は判断できるものの、評価額に納得できない方はそのまま売り出す前に不動産会社の担当者と十分な話し合いの場を設けることが必要です。
100万円程度から300万円程度の範囲であれば高くすることは決して不可能ではなく、原則として所有者の意向を反映させることは基本でもあるので交渉をしてみる価値は十分にあります。
ところが不動産会社側も資金を投入して物件の仲介を行う流れで、宣伝費用も費やしているので、あまりに高い額面の上乗せはNGとも考えられます。
不動産査定の良い売り出しのタイミングとは
不動産査定を行う際に、一番良い売り出しのタイミングとはいつなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
適切な価格で不動産を売却するために、不動産購入の需要が高まる時期を的確に予想し、不動産査定を進めること重要です。
一般化に購入ニーズが高まる時期としては、生活スタイルが変化する1月~3月が多いとされており、そのタイミングでマンションなどの購入を検討される方が多い傾向にあります。
このようなことから、購入ニーズのある季節に合わせるようにし、前年の9月から12月頃の間に不動産の手続きを済ませるのがポイントとなります。
良い売り出しの時期に売却するには、余裕を持って行動し、いつでも直ぐに活動が出来るように準備するようにします。不動産売買契約が締結したとしても、すぐに売買代金の全てが手に入ると言うわけではありませんので、個人の事情なども考慮して売却が完了するまでのスケジュールを予め立てるようにすると良いでしょう。